#BSCラジオ #majiko Bibioの音楽は、元気のなかった頃の私を助けてくれました。
アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」。今回のセレクターはmajikoさんです。2010年、友人の勧めで「歌ってみた」動画を「まじ娘」名義で投稿すると、その圧倒的な歌唱力がネット上で大きな話題となりインディーデビュー。その後、発表する作品やライブでの歌唱が大きな話題となり、2017年にはメジャーへ。天性の歌声で聴く者を魅了する実力派女性ボーカリストmajiko。彼女の音楽のルーツとは? また、影響を受けた楽曲、100年後も誰かの心に残って欲しい曲などを伺います。
▼音楽体験の原点となった作品
◯Report21 / ポルノグラフティ
中学の頃に軽音楽部に入っていてドラム&ボーカルをやっていました。そしてバンドのコンテストで全国大会までいって、賞までもらってしまったんです。その時に感じた「嬉しい」という感覚が「ずっと音楽やっていきたい!」って思った原点です。その頃によく聴いて演奏していた曲です。
▼10代、20代の頃に節目となった作品
◯Ralgo / Haruka Nakamura
私の節目というのが10代の終わりから20代ぐらいにかけてです。「引きこもり」していた時期なんですね。あの時期がなかったらいまの私はないと思います。その頃、夜が怖くて眠れなかったんですが Haruka Nakamuraさんの曲を聴いたら安心して眠ることができたんです。それからは、ずっとHarukaさんの曲を聴いていたなと思って。
▼音楽活動を始めてから影響を受けたアーティストや音楽
◯SAD AND BEAUTIFUL WORLD / ストレイテナー
ストレイテナーのファンで高校の頃はドラムでたくさんコピーしていました。その中でも一番好きな曲です。この曲で影響を受けたのは「エモさ」ですかね。ギターのリフや歌詞の世界観とか、ちょっと泣きながら笑っているというか。私もこういう作品を作りたいなと思いました。ホリエさんには楽曲提供やプロデュース、そしてトリビュートアルバムまで参加させて頂いて夢のようです。
◯Hey Dude / Kula Shaker
クーラ・シェイカーは大好きです。インド訛りの気だるげな歌い方が超カッコいいし、色気もあってすごく刺激的です。
▼majikoの現在
◯狂おしいほど僕には美しい / majiko
1月23日にリリースされるニューEP『COLOR』は、大好きなクーラ・シェイカーの『K2.0』のジャケットを手がけているケイト・ベイリーさんに今回もお願いしました。スタッフの方がグーグル翻訳でお願いしてくれるんです(笑)。『COLOR』では、クーラ・シェイカーの「HUSH」も カバーしています。
〈自身が作る作品と、他の人から提供された作品とで違いはある?という野村雅夫さんの問いに対して〉
作家の方から提供された作品は、私が歌っても作家さんの100%の想いにはならないと思うんです。でも99.9%までは作家の方の世界観に寄せたいと思います。シンガーとしての私は、(ボーカリストだった)母の影響を受けているのかもしれないですね。
2018年はいろんなところに種を蒔いた年だと思います。今年はその種の成長も見つつ、新しい種を蒔いていきたいなと。自分の音楽技術も磨きつつ、楽しい音楽ライフを過ごしたいなと思っています。
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