#BSCラジオ #KURO(HOME MADE 家族 / eNBAND)1月16日放送後記

RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。

新成人の皆さん、おめでとうございます。
とはいえ、僕は成人式を大雪で断念せざるを得なかったので、未体験なのでなんとも言えませんが(笑)
まずは何よりも親に感謝ですよね。
大人の定義って難しいですが、むしろ20歳になって、ここから“長い時間をかけて大人になる”のだと思います。
素敵な人生を共に生きていきましょう!


さて、この日の朗読は、劇団ひとりの『青天の霹靂』でした。
最初本で読んだときは正直な話、ピンとこなかったんですが、そのあと機内のなかでたまたま映画で観たら不覚にも号泣してしまい...それで改めて本で読んだら、また号泣してしまった、という...。

本も映画もなんでもそうですが、そのときの受け手側の“置かれている気持ち次第”で、作品というのは劇的に変容しますよね。案外、名作かどうかってそんなものなのかもしれません。

未来に残したい本は、フィル・ナイトの『SHOE DOG』でした。
ナイキの創業者のお話なんですが、まさか日本の靴(オニツカタイガー)が、その成り立ちに大きく関わっているとは知りませんでした。こういう成功者の立志伝中物って面白いですよね。ちょっと前から百田尚樹の『海賊とよばれた男』を皮切りに、こういった経営者のサクセスストーリー物が流行っている気がします。

ま、何よりも僕が一番感動するのは、そんな彼らが大切な場面で“何を基準に判断していくか”というところです。だいたい共通するのは、みんな経営者なのにお金よりも“人として正しいと思う方”に舵を切っていくんですよね。これってもしかしたら真理なんじゃないかな~。むしろ、だからこそ「お金持ちになるんじゃないのかな」とさえ思います。


自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、キング・オブ・ロックことエルヴィス・プレスリーを紹介しました。
実はこう見えても僕、かなりエルヴィスっ子なんです。親の影響で小さい頃からかなり聴いてまして、今でも代表曲はほとんど歌詞覚えています。カラオケでもたまに「ラヴ・ミー・テンダー」を歌うぐらいですから(笑)ロス・ロボスの「ラ・バンバ」の次にオハコです。
あと勝手に自分が生まれた年(1977)にエルヴィスが亡くなっているので、なんか妙な縁を感じているのもあります。本当に勝手な縁ですが。それと、自分が大好きなマイケルがエルヴィスの娘と結婚したのも、なんかすごいなーと。
とにかく、黒人の音楽をこよなく愛したエルヴィスは、(黒人からパクリやがってと避難もされましたが)ある意味、黒人と白人の橋渡しとなった最初の人かもしれませんね。


毎度ユルいBから始まる『B-STYLE』のコーナーでは、Barが選ばれました。初めてのBar体験は、大学一年生のときで、四年の先輩に連れられたのが最初です。そのとき、確かに「大人になったなぁ~」と思いましたね。ま、背伸びしまくってましたから、本当の意味では大人になってなかったですが。。
ただその背伸び感も若い頃には大事な要素なんですよね。ようやくカウンターで一人で寿司が食べられるようになった、とか。少しずつステージを踏んでいくというのは、面白いもんです。


というわけで、今回もご聴取ありがとうございました!
(ディレイ放送は土曜日の20時からになります)

次回の放送は1月23日(水)になります。
あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通して素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!

KURO