KURO「RADIO NEXUS」5月29日放送後記

RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
早いもので五月も終わり、来月はマイケルの命月ですね。

一ヶ月続いた拙著からの【読んでマンミラ】も今日で最後。
淋しいですが、ラストを飾るのは、、、こちらです！

【僕の人生はマイケルのおかげで毎日が何倍も楽しくなった。
世界中にいるファンと同じように、かけがえのない宝物をマイケルからもらったんだ】

主人公がメンバーに言うセリフですね。これは本書のメインメッセージかもしれません。
今回のコーナーを締めるのに、まさにバッチリな箇所だと思います。
（ある意味、これは僕からのメッセージかも）
..まり..さん、ありがとうございます！また、参加してくださったすべてのリスナーの皆さんにも感謝です。抜粋されたものを集めて読むと、色々と気付かされることが多かったです。
拙著からの朗読は以上をもっていったん終了しますが、引き続きマイケルの素晴らしさを自分の活動を通して伝えていけたらと思います。

フリートークでは、この日がエベレスト登頂記念日ということで富士山に登った話をしました。親父と一合目から杖を使わずに登ったあの時間を僕は一生忘れません。辛いときほど人は「下を向いて、一歩ずつ上に登るんだ」ということに気付きました。
僕は「下向き」は「ひたむき」だと思っています。
坂の途中なので、きっとそれで良いのです。

未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE 2』ではこちらをご紹介しました！
吉川トリコ『オリーブ』
シミルボンという書評サイトで同年代シリーズのコラムを書いたときに取り上げた作家さんです。そのときに読んだものも面白かったのですが、今回はなんと小説にHOME MADE 家族が一瞬だけ出てくると聞いて手に取ってみました。
（自分のグループ名が小説に出てくるなんてアガりますよね！）
内容は90年代に人気を誇った女性ファッション雑誌『オリーブ』に熱を上げる、女子中学生が主人公の、か～な～り、ガーリーな内容なんですが、僕でも楽しめました。というのも、作家の吉川トリコさんの“サブカル文系女子の尖り”が妙に心地いいんですよね。甘いようで甘くない。そんな感じがいつも作品の通奏低音に流れていて好きです。
さて、肝心のHOME MADE 家族のくだりなんですが、当時の名古屋の雰囲気をよくとらえていて、思わず大笑いしちゃいました。そうそう、この感じ。名前を言ってもピンとこない、でもnobodyknows+は知っているみたいな（笑）
気になる方はぜひ手に取って読んでみて下さいね！

自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、B.B.KINGを紹介しました。フレディー・キング、アルバート・キング、B.B.KINGと三大キングの一人と言われた、偉大なるブルースギタリストです。最近までずっと現役で活躍されていて、2015年に亡くなりました。（享年89歳。すごい！）
とにかく元気でハードワーカーで頽廃的なブルースミュージシャンにしては珍しく堅実で、ライブの本数は年に300回とも言われていました。自分のギターを「ルシール」と名付け、スクイーズ・チョーキングと呼ばれる技法で人々を熱狂させました。
あのエリック・クラプトンが超尊敬している人で、好きすぎて一緒にアルバムを作っちゃうくらいです。
B.B.KINGの言葉でとても好きなのがあります。僕は今でもそれを肝に銘じているのですが、あるインタビュアーが「それだけライブをしていて飽きないのか？」と尋ねたところ、「もし飽きたとしたら、それは俺に工夫が足りないからだ」と切り返したのです。
マジでカッコいいと思いました。やはり一番の敵はマンネリですからね。
先人から学ぶこと、まだまだ多いです。

今日のBから始まる『B-STYLE』は、Boatでした。
ちょっと整理すると、英語でBoatは湖などに浮かぶ小さな船、Shipは大きな船、クルーザーは船旅のことです。昔からカップルがボートに乗ると別れるなんて迷信がありましたが、なんでしょうね。多分“若いときに乗ることの方が多いから”なんでしょうね。
若いときの恋愛って、統計的に言えば成就しないですもんね。。もしくは、初めて見る彼氏彼女のオールを漕ぐ必死の形相が嫌だったとか（笑）
ま、ご多分に漏れず、僕もフラれましたが。。
そういえば昔、船上ライブをやったことを思い出しました。いつもと違う空間でなんかそれだけでテンションがアガりましたね。きっとあれはお客さんもそうだったはず。異常に盛り上がったもんな～。でも、あのときの船はShipでしたね。

次回の放送は6/5（水）になります。
（ディレイ放送は翌週の土曜日15時から！）
▼BSCサタデーのタイムテーブルはこちら
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あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します！

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KURO