KURO「RADIO NEXUS」5月27日放送後記

最終回です。

RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。

さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。


【ふと啓史は今、人生のテープをサイドAからサイドBにひっくり返したのだと自覚した。】

(サミュエル・サトシ著『ブラインドから君の歌が聴こえる』)

終わりがあれば、始まりがあります。

僕の、サミュエル・サトシ名義での新作が最終回の5/27に発売されました!

だから淋しくないはず(笑)どうか僕の置き土産だと思って下さい。


天才的なDJが視覚障害者になり、ブラインドサッカーという音の鳴るサッカーと出合って、

人間的に成長していく物語です。人はもう一度、夢を見ることができるか?

そんな大きなテーマに取り組んでいます。

冒頭の一節は、主人公の新たな始まりを表現した箇所です。

続きはぜひ本でお楽しみ下さい。

<河出書房新社サイト>

このStay Home週間のお供にぜひ! 

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309028859/


<ENS STORE>

特典のブックカバー付きならこちらから!

https://www.ens-store.com/view/item/000000002024?category_page_id=ct75


未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE part 2』では、

星野道夫の『旅をする木』を紹介しました。

今の僕の心境にも、ぴったりの一冊です。

詳しくは書評サイト『シミルボン』にてアップしたので良かったら読んでみて下さい。

https://shimirubon.jp/columns/1700105


自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、

ブラックミュージックそのものについてお話しました。

結局「ブラックミュージックとはなんぞや」ということでしたが、

おそらくアメリカ生まれの日本人である僕が追う黒人のカルチャーというのは、

黒人そのものというよりも、“ブラックネス”に興味があるのかもな~でした。

どこまでいったって“そのもの”になることはできません。良い意味で僕はニセモノです。

だけど、リスペクトを持ってそこに接しているつもりです。

黒人文化が多様化した現在、この感覚が2020年のリアルなブラックミュージックなのかもしれません。


今日のBから始まる『B-STYLE』は、Backstage Cafeでした。

一年半、大変お世話になりました。マネージャーと手探りで始めた二人三脚でしたが、

得たものは非常に大きかったです。終わるのは淋しいですが、清々しい気持ちもあります。

この経験が財産です。また次のステップに向けて“つないでいこう”と思います。


ディレイ放送は翌週(6/3)の水曜日17時から!


お相手はRADIO NEXUSパーソナリティのKUROでした。

貴重な一年半をありがとうございました。


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