KURO「RADIO NEXUS」2月26日放送後記
今こそエンタメの力を見せたいですね。
RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。
【殴られた挙げ句、ハーモニカを取り上げられてしまいました。これは悲しかったですわ。
だって、ハーモニカはわたしの分身みたいなもんだもん】
(小沢昭一著『小沢昭一 僕のハーモニカ昭和史』)
日本の俳優、エッセイスト、そしてハーピスト。
この本は2008年4月22日~30日、東京、新宿の紀伊国屋ホールで行われた、
最終公演を活字にしたものがメインになっています(後にCD化もされました)
映画では個性派バイプレイヤーで、ハーモニカも上手かったです。そして話が面白い!
別章で『徹子の部屋』に出たときの話が採録されていたり、
生々しい戦争の話が読めたり、けっこう泣けます。オススメです。
未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE part 2』では、
筒井康隆の『創作の極意と掟』をお招きしました。
御歳85歳! まだまだ元気です。巨匠による小説の技法がエッセイで知ることができます。
詳しくは書評サイト『シミルボン』にてアップしたので良かったら読んでみて下さい。
自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、
マヘリア・ジャクソンをご紹介しました。
ゴスペルの最高峰です。まさにルーツ・オブ・ルーツ。
キリスト教の背景から語らせていただきました。
基本的にゴスペルミュージックは“売れる、売れない”じゃないんです。
あくまでも布教活動なんです。
ただ売れた途端、さすがのマヘリア・ジャクソンもちょっとだけ変わってしまいました。。
それでも彼女が素晴らしいのは変わりませんが。
今日のBから始まる『B-STYLE』は、Battleでした。
争いは極力避けたいタイプです。でも、主張しないわけではないです。
ただ人との話し合いで自分がモットーにしていることは、
“正論は正解ではない”ということ。そして、“正義の反対はもう一つの正義”であること。
これを念頭に置いて、人とバランスよく話し合いができたらと思っています。
さて、次回放送は3/4(水)
(ディレイ放送は翌週の水曜日17時から!)
あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!
KURO
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