KURO「RADIO NEXUS」12月18日放送後記
もうすぐクリスマス! そのあと正月!
RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。
【ずばり、これさえ覚えれば、ヒット曲っぽい感じになるというコードが進行します。
その名は「カノン進行」】
(マキタスポーツ『すべてのJ-POPはパクリである』)
「ドミソ」とか「レファラ」など複数の音を同時に鳴らす和音のことをコードと言います。
日本のポップスのヒット曲で多いのが、カノン進行と呼ばれるものだそうです。
「ドシラソファミレソ」とルート音が順に下がっていく大逆循環コードですが、
列挙すると山下達郎の『クリスマス・イヴ』、KANの『愛は勝つ』、
米米CLUBの『浪漫飛行』、サザンオールスターズの『真夏の果実』など多数で、
もしどうしてもヒットが欲しい方……オススメです(笑)
未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE part 2』では、
今井了介の『さよなら、ヒット曲』を紹介しました。
DOUBLE,TEE,Little Glee Monsterなど数々の名曲を生み出した音楽プロデューサーです。
HOME MADE 家族もだいぶお世話になりました。オリコンだけで言えば、
実は今井さんと作った楽曲が一番チャートアクションが良かったんです。
そんな稀代の音楽プロデューサーの生い立ちから哲学が書かれた本です。
詳しくは、書評サイト『シミルボン』にアップしたので良かったら読んでみて下さい。
https://shimirubon.jp/columns/1697894
自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、
Eric B. & Rakimを紹介しました。
クイーンズ出身のDJ、ロングアイランド出身のMC。
もはや説明不要のヒップホップレジェンドです。
ラッパーのラキムは、今聴いてもカッコいいし、詩的でクールです。
キングキドラの『行方不明』という楽曲で、ジブさんがバースの中で引用していますが、
それくらい同業者から愛されています。
ソロになってからも僕は大好きで、今も新譜が出るのをずっと待っています。
ぜひ一度聴いてみて下さい。
今日のBから始まる『B-STYLE』は、ボロネーゼでした。
そもそも、ズかゼか。フランス読みだと「ズ」でイタリア読みだと「ゼ」だそうですぜ。
ボローニャの富裕層が煮込み料理である『ラグー』をもとに、
ワインと野菜などの具材を加えてパスタを楽しんだことが起源と言われています。
ちなみに、ミートソースはなんと日本独自のメニューだそうです。
料理一つとっても歴史が感じられて面白いですね。
さて、次回放送は12/25(水)のクリスマス! 今回は初のゲストをお迎えします!
僕のソロのバックDJを務めてくれているDJ/トラックメイカーのTsuyoshi Kawaguchi。
ぜひお楽しみに〜。
(今回のディレイ放送は12/28(土)16時から!※年末のため、通常の再放送スケジュールとは異なります。)
あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!
KURO
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https://backstagecafe.jp/radio/bfad69aa4f32
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