KURO「RADIO NEXUS」11月27日放送後記
年末感、出てきましたね。
RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。
【論理や理性がなければ人に受け入れてもらえるようなものはつくれないが、
すべてを頭で整理して考えようとしても、人の心を震わせる音楽はできない】
(久石譲『感動をつくれますか?』)
クインシー・ジョーンズにあやかって、芸名を“久石譲”にしたって知っていました?
そんな久石譲が、感動という曖昧なものを理論的に解説してくれた本がこれです。
簡単に言うと、ひらめきも思考力も過去の体験に基づくと言っています。
そして「こうしてやろう!」という作為的なものが意識から削ぎ落とされたとき、感動が生まれるのではと。
なるほど、こうやってジブリ作品を生み出していたのですね~。
未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE part 2』では、
清武英利の『しんがり 山一證券 最後の12人』を紹介しました。
かつて存在した日本の証券会社です。97年に廃業してしまうのですが、
野澤社長が涙ながらに訴えていた記者会見が有名で、「私らが悪いんであって、社員は悪くありません」と最後まで社員をかばっていました。
あの裏に何があったのか? これを読むとよくわかります。
詳しくは、書評サイト『シミルボン』にアップしたので良かったら読んでみて下さい。
https://shimirubon.jp/columns/1697630
自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、
ボビー・ウーマックを紹介しました。
サム・クックの一番弟子です。ウーマック・ブラザーズという五人兄弟で活動し、
サムに見出されて、グルー名をザ・ヴァレンティノスに改名してデビューします。
ボビーはギターも弾けたので、サムのライブで演奏もしていました。
ソングライターとしても優秀で、ジョージ・ベンソンの『ブリージン』など名作も生み出しています。
サムが凶弾に倒れてから、未亡人のバーバラと付き合ったり、色々とお騒がせ者ですが、生き方がステージや歌に沁み出た素晴らしいソウルマンでした。
超絶、オススメです。
今日のBから始まる『B-STYLE』は、勉強(Benkyou)でした。
あれほど勉強嫌いだったのに、この歳になると勉強したい欲が出るから不思議ですよね。
いつも大切なことに後から気づかされます。実は今、パソコン教室に通ってみたいですw
普段はメールかネット検索しか使用していないので(音楽ソフトは使っていますが)
もっと使いこなせる男になりたいです。
さて、次回放送は12/4(水)
(今回のディレイ放送は12/7(土)15時から!)
あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!
KURO
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