KURO「RADIO NEXUS」4月24日放送後記

RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
なんだか昼間はもう夏の雰囲気が漂っていますが、僕はまだ信用していないですw
夜は結局裏切られるので、T-シャツでは出掛けません!ロンTに長袖シャツ、もしくはジャケットを羽織ります。

さて、そんなことより番組の冒頭で朗読したのはこちら!
田中修治の「破天荒フェニックス」絶対に倒産すると言われたメガネ屋「オンデーズ」の社長になった著者が、会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すお話です。
社長就任からわずか三ヶ月後に債務超過で銀行から死刑宣告。運転資金ショートの日々、個人で連帯保証人。全国の店舗に車で回って、社員と飲むところから始めていきます。
そして、長い道のりを経てとうとう返済と再生!これはもはやビジネス書というよりは冒険書ですね。社長のチャレンジに比べたら、自分の悩みがちっぽけに感じられました。

社長って楽じゃないですね。まさに破天荒でフェニックスな生き方でした。最前線にいる人が一番闘っていますね。

未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE 2』ではこちらをご紹介しました!
田丸雅智の「夢巻」です。
新世代ショートショートの第一人者と呼ばれている作家さんです。ちなみに、ショートショートとは小説の中でも特に短い作品のことで、有名なところだと星新一や江坂遊がいます。世にも奇妙な物語的な、ちょっとミステリー、またはSFチックな、クスッと笑えるユーモアに溢れた作品が多いです。
本作もそんな粒ぞろいのショートショートが収められていて、長さもちょうどよく、寝る前に少しずつ読み進めていきました。そのまま寝たこともあったので、まさにタイトル通り、夢に出てくるような作品が多かったです。でもそれがとても心地良く、何度も現実と空想を行き来して、まるで子供の頃に戻ったような新鮮な思いに駆られました。こんな作品を作ってしまう田丸さん、素敵です。
特に「大根侍」、「綿雲堂」、「みみずの大地」とか好きでした。

自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、George Clintonを紹介しました。
ファンク界の最高峰、Pファンクの重要人物。ファンクの御三家と言えば、ジェームス・ブラウン、スライ、ジョージ・クリントンです。ちなみに、Pファンクというのは、パーラメントとファンカデリックというバンドが出すサウンドのことで、その二つのチームのリーダーがジョージ・クリントンです。作品も曲も死ぬほど多いのですが、一言でいえば「Pファンクは楽しい!」ライブを見ていても、音楽を聴いていても、作り出される世界も、とにかく音楽で気持ちが明るくなれます。まったく馴染みのない人たちに簡単に説明すると、米米クラブを体感していると思って下さい。(実際Pファンクにめちゃくちゃ影響を受けたと本人たちが言っていました)
あのぶっ飛んだ世界と、衣装と、楽しいステージの、もっとイカれた感じがPファンクですw いや、すなわちファンクです!四月にジョージ・クリントンが来日するので、興味のある方はぜひ行ってみて下さいね。

今日のBから始まる『B-STYLE』は、Boomでした。
マーブルチョコの蓋を集めていたの、きっと世界でも僕だけでしょうね。なんであんな役に立たない物を集めていたんだろう…wまったく理解できません。
それと実家にある大リーグの野球カード、今度回収してこようと思います。鑑定に持って行ったら、結構いい値段になるのでしょうか?売りたくはないのですが、価値は知りたいですねw
皆さんはどんなものがブームでした?

というわけで、次回の放送はGWということで、一回お休みして5/8(水)になります。
(ディレイ放送は翌週の土曜日20時から!)
あと拙著『マン・イン・ザ・ミラー 「僕」はマイケル・ジャクソンに殺された』から番組の冒頭で朗読する一節をいよいよ5月から読みます!
まだまだ受け付けているので、ぜひ #読んでマンミラ を付けてつぶやいて下さいね!

あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!

▼プレイリストはこちらから
https://au.utapass.jp/channel/campaign/-kNdam4ANZlr4FZZVX


KURO

BSC_Radio TOKYO

国内初の本格的音楽専門インターネットラジオ局「Backstage Caféの番組ブログです。