KURO「RADIO NEXUS」7月3日放送後記

RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。
もう7月ですか!光陰矢の如しですね。

さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。

【車は細いアスファルトの道路を走り、やがて小さな踏み切りにさしかかった。

車は、表面だけが白銀色に磨かれた線路を渡ろうとした】
(今野敏の『怪物が街にやってくる』)

ジャズ小説です。それも短篇集。
いくつか収録されている作品を順にパラパラ読み進めていたら、最後にとんでもなくドンピシャな作品が収録されていて歓喜しました!ジョン・コルトレーンの『Blue Train』がタイトルに付いていて、(内容はそこまでコルトレーンと関連性はないのですが)なんというか、ミュージシャンが自分の音楽に食傷気味になっていて、日々不感症になりながらツアーに回っている様子を描いた作品で、僕はこのノスタルジックの中にもファンタジーが入った描写にいたく感動しました。
ここには一つの僕の辿り着きたい理想の文章があります。もう素晴らしすぎて、何度もここだけ読んでいます。こういう作品に巡り会うから読書って止められないんですよね。

未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE 2』ではこちらをご紹介しました。

山田悠介の『その時までサヨナラ』

先週に引き続き、山田悠介です。二週連続でなぜ? と思うかもしれません。でも一人の作家を立て続けに読むこともあるじゃないですか。そのパターンです(笑)
あらすじはこんな感じです。別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇。妻は帰らぬ人となり、四歳の息子だけが助かる。夫は煩わしく思いながら、しばらく引き取り、生活を共にすることになる。それでも日々仕事に専念し、育児放棄のような状態が続いていると、突如妻の親友が現れる。果たして彼女は一体なんのために現れたののか?そして妻のメッセージとは!?…と、そんなお話です。
それにしても、この小説のゾッとするところって、あの東日本大震災を予言しているところですね。。小説家ってたまにそういう予言者みたいなところがあって、ビックリします。そんな要素も含めて時代と呼応した作品なんでしょうね。

自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、James Brownを紹介しました。スーパースターは伝説に事欠かないと言いますが、彼は出生からして伝説です。だって、死産で生まれたって言うんですもん。で、おばさんが口移しに息を吹き込んだら、産声をあげたという。きっと「ゲロッパ!」って言ったんでしょうね。。
彼の数多くある奇行は置いといて、JBが闘ってきた歴史に注目したいですね。やはり伝説を作った人たちというのは、“自分の力を証明してきた歴史”でもあるので。JBの道は決して平坦ではありませんでした。所属するレコード会社から何度も反発をくらいました。それでもJBは自分が信じたものは、私財を投げ打ってでも勝負に出ました。
例えば、初シングル『プリーズ・プリーズ・プリーズ』。最初はこんな繰り返しの歌のどこがいいのだと猛反対されました。でも、蓋を開けてみればミリオンセラー。その後、有名なアポロシアターでのでライブ盤。これも誰が汚いライブ音源なんて買うのだとレーベルから猛反対。だけど自分のパフォーマンスはライブでこそ生きると知っていたJBは、社長の反対を押し切ってライブ盤を出します。すると大ヒット。その後、たくさんのライブ盤が世に出ることになります。つまり、伝説を生む人たちはパイオニアなんですね。
僕らも信じた道に向かって闘いましょう!

今日のBから始まる『B-STYLE』は、Beachです。
なんだかだいぶ熱くなってしまいましたね(笑)ただの妄想なんですけどね。。
ただ、ビーチバレーのユニフォームとか、からの、女子ゴルフのユニフォームとか。ちょっと確信犯すぎないか? という。そんな本当にどうしようもなくユルい話でした。

すみません。。

さて、次回の放送は7/10(水)になります。
(ディレイ放送は翌週の土曜日15時から!)

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あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。
これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!

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